サラリーマン時代に行ったたくさんのスタッフと面談は、「言葉がけ」がどれだけ人に変化を及ぼすのかを実感する経験でした。手探りだった「言葉がけ」を理論的に学びたいと思ったのが、産業カウンセラーを学び始めたきっかけでした。1年要請講座に通い試験間近のある日、右手が腱鞘炎に、、、試験当日は鉛筆が持てないという試練…。幸か不幸かもう1年勉強する猶予をいただき、2年目の試験でやっと合格、認定をいただくことができました。が「産業カウンセラー」の認定証を目の前にしても、過去に自分が経験した「催眠療法」、そして「潜在意識」の概念がいつも頭の片隅にありました。それは「もっと深い癒し」「潜在意識との対話」「身体感覚との対話」ではないの??という声。
カウンセリングの基礎は学べたことに感謝し、ヒプノセラピー(催眠療法)、ポリヴェーガル理論、テンション&トラウマリリーシングエクササイズ(TRE®)、自我状態療法、認知症リハビリテーション、Safe and Sound Protocol(SSP®)と興味に任せて学び続けました。「ヒト」の理解が深まることが興味深くて、楽しくて、もっと知りたい!という気持ちは今もかわりません。
沢山の学びの中でわかったことは、ヒトは皆「自己回復力」の種を持って生まれて来ること、その力は自律神経に内包されているということ。その種は「トラウマは解消」する力を持っていて、ヒトは何歳からでも変われる、自律神経には『可塑性』という希望がある、ということでした。そして、どの理論よりも今の私に確信を与えてくれたのは、約3年間「あかり」を休業し、学んだ全てのセッションを通して自分自身のケアに集中した結果の「今の私」なのです。あるセラピストさんに「背中に鉄板が7枚」入っているみたいと言われたり、職場の後輩に「背中に悲壮感が漂っている」とか言われたことがありました。常に方も首もパンパンで、お腹の中に『怒り』のエネルギーを持っていたし、仕事のプレゼンはできるのに人前で自分の気持ちを語ろうとすると、どこからか緊張が襲ってきて「涙声」になるのが恥ずかしかったです。それでも、そこそこ健康で友人も多く、楽しく働き、遊び、充実した人生だと思っていたのですが、沢山のストレスとトラウマを抱えていたことに気づきいたのです。そして、すべての学びが自分を癒すためだったのです。その3年間は、「ヒトってこんなに変われるん!」と確信する時間でした。 私のこの変化をたくさんのヒトに伝えることが、私の今世のミッションだと思ってセッションを提供しています。
1965年大阪生まれ大阪育ち
大阪で短期大学の英文科を卒業前の就職活動中に「ワーキングホリデー」という制度を知り渡豪を決めて、卒業前からアルバイトで資金を調達。その年の9月に目標額を達成して渡豪。日本とは違い開放的で自由な暮らしの中にある自然を慈しみ、自然を大切にする暮らしを存分に楽しみながら長い夏休みのような1年を過ごす。
帰国後は外資系医療機器メーカーに入社、大阪支店での勤務8年目に東京本社へ転勤となりBPR室に配属され、BPR事業で立ち上げたカスタマーセンターのセンター長に就任。就任2年目にして新しくチャレンジしてみたいことが芽生え始めたのと、長いハードワークが続き体調不良と「休みたい」の一心で退職。好きな事だけやる!と決めて人生2回目の長い夏休みのような10か月を過ごす。この間に、国際NPOのワークキャンプに参加しタンザニアを訪問、一見不便だけれど地に足の着いた自然の中の逞しい暮らしにカルチャーショックを受ける。
2度目の就職はカスタマーサービスのコンサルタント会社に入社、コールセンター運営部門にてSV、MGRにとして就業。センター運営のクライアント交渉、業務改善、収益管理等センターマネジメント、スタッフや後輩の育成のため、面談、目標設定、評価、労務管理、研修等の企画や講師を務め、やりがいに満ちていたが、やはり常に何かに追いかけられるようなハードワークの日々。ある日友人から誘われたイベントに参加して、「パーマカルチャーデザイン(持続可能な農的暮らしと関係性のデザイン)」という概念に出会い、人生2度目の大きなカルチャーショックを受ける。翌年「パーマカルチャーデザイン」を学ぶために、会社勤めの傍ら毎週末を里山に通う1年を過ごす。
1年通ったパーマカルチャーの考え方に大きく刺激を受けて、資本主義のフィールドで自分の命のエネルギーを消耗していることに気づき、勤続9年目にして退職。地元の大阪に戻り、地域コミュニティでパーマカルチャー的思考を啓発する活動などを始めつつ、生業として以前から興味のあった心理学の勉強を始める。
いくつかの資格を取得後2015年に「カウンセリングサロンあかり」を開業、サロンでのセッションやイベント等でのセッションの提供を始める。2019年末自分自身が持っているトラウマに気づき、まずは自分を癒すことの必要性を痛感する出来事があり、また、流行り病の影響もありサロンは一旦休業する。
その後、心身双方から様々なメソッドで自分自身の内面と身体にアプローチし、何層にも折り重なった自分の複雑性トラウマを解消し、「生きるってこんなに楽だったのか」と疲労にまみれていた自分自身を再認識する。自分の変容の経験からストレスや不調へのアプローチとして「身体感覚」と「潜在意識」にはかなり深い信頼感を持つようになる。
また、2014年TRE(緊張&トラウマ解放エクササイズ)のプロバイダー養成講座で「身体感覚」への信頼感を科学的な確信に変えてくれる「ポリヴェーガル理論」と出会い、自分のこと、社会のこと、歴史などが、人間の自律神経の状態から読み解くように、人間社会の在りようの解像度があがる経験をする。また、同時に動物の進化と共に進化した自律神経の「可塑性(いつからでも変われる)」、に大きな希望を見出すようになる。
2021年「催眠療法による潜在意識へのアプローチ」と「ポリヴェーガル理論」の両方をメインスキルとした「自我状態療法=EST」に出会い、2022年にかけてオンラインで養成講座を受講。また、この間、母の認知症状が怪しくなり、母との対話や彼女の人生を振り返った時、人生をサバイバルして生きるために長年自我を歪めて生きて来た事(複雑性トラウマ)も認知症状に影響しているのでは?との仮説を覚え、認知症状を脳の部位別に評価してリハビリを行う、認知症リハビリテーション専門士の講座を受講、資格も取得する。認知症予防セラピー、認知症のご家族を持つ方のカウンセリングも始める。
2023年ポリヴェーガル理論を解説するほぼ全ての訳本に紹介されているSSP(Safe and Sound Protocol)を体験したく、国内で専門家向けコンサルを受けつつ、オンデマンドの講座を受講、プロバイダー認定を取得。自分自身の心身を使っての体験から、かなりの効果を実感。2025年からサービスの提供を始める。
