ヒプノセラピーとの出会い

「どうしてヒプノセラピーを知ったのですか?」「どうしてヒプノセラピーをやろうと思ったのですか?」この質問はよく聞かれる質問で、聞かれればもちろん答えてはいるのですが、ヒプノセラピーってどんなこと?受けてみようかな?どうしようかな?と思っている方に、私の経験を知っていただくことで何かのきっかけになるかな、と思いご紹介させていただきます。

最初はネット検索

 

 

 

 

 

 

 東京で一人暮らしをしていて、離れて暮らしている家族のことで悩みがあった30代後半、ネットでいろいろ検索するうちにたどり着いたのが、ハワイでヒプノセラピーをされているある日本人女性のホームページでした。

 初めて聞いた「ヒプノセラピー」「催眠療法」という言葉。そして、あまり知識のなかったこころの病の種類と名前。症例や事例もくまなく読んで、人の心のありよう、生き辛さや苦しみにもいろんな種類があって、原因もさまざまだったり、解決方法もいろいろあり、家族の問題は一体何なんだろう、そしてどんな解決方法があるんだろうと思う一方、ヒプノセラピーにとても興味をが沸いたのを覚えています。


セルフヒプノとフェルトセンス

 

 

 

 

  

 

 

 

初めてのカウンセリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてのヒプノセラピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、ヒプノセラピストへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかりのヒプノセラピーは

 丁度この頃、新しく出版された「ヒプノセラピー」の本があることがわかり、早速購入して、本屋さんから帰宅するなり一気読みしました。ひととおり読んだ後は、本に紹介されていた「セルフヒプノセラピー」を試してみて、自分の中にある「もやもや」した感じ(フェルトセンス、と言います)が「わ!これ?知ってるずっとある、、、」と思ったこと、そして、本に書いてある通り試してみると、それが身体の中にす~っと解けるように消えていく感じを実感して、「わぁ!なくなった!」とびっくりしたのを覚えています。そしてその後から身体や気持ちがなんとなく軽く、明らかに自分が変わった実感がありました。今思うとこの経験は私自身のヒプノセラピーの原体験で、セッションの時はクライアントさんにこの軽くなる感じを味わってもらう、ということをいつも考えています。 

 その後も何度も何度もハワイのヒプノセラピストさんのページを読んで、とうとうメールカウンセリングを依頼してみました(ちなみにこのカウンセリングはヒプノではありません)。30代後半のちょっと生意気だった私は、別に必要もないのにアメリカのCityBankに米ドルの預金口座を持っていてそこから支払いをしたのが、ちょっと嬉しかったのを覚えています。

 メールカウンセリングはメニューの中から「2リターン」を選びました。2往復のメールができる、というメニュー。お金を振り込んで、入金確認の返信が来て、、、と、ひとつひとつの仕組みにも「ナルホド!」とドキドキしながらの、全く知らないことだらけの新しい世界。そして契約成立!準備は整ったものの、、、自分の悩みを言葉や文章にしてまとめるのに数日、会ったこともないセラピストという人に自分の心模様を伝える、、、微妙なニュアンスを伝えるための言葉を選び、恥ずかしいような、寂しいような複雑な気持ちでメールを送って、返信を待ちました。戻ってきた返信は、詳細は覚えていませんが、私の気持ちをしっかりと受け止めてくださっていて読みながら肩の荷がストンと落ちたような感じでした。初心者としては、もう大満足で2通目はもはや「お礼メール」という感じでした。今思うと、自分の気持ちをメールの文章にまとめるだけで、頭の中が整理されるので、この時点で問題は解決の方向に向かい始めていたと思います。

 そして、その後はこのセラピストさんが販売されているヒーリングの為の音声CDを何枚か購入し、またそれがハワイから国際郵便で届いてドキドキ!そして、寝る前や疲れた、、、という時に聞いたり、休日は朝からCD聞きながら癒されたりしていました。

 この出会いの時に、「私も勉強したらヒプノセラピーができるようになれるのかな??」と言う思いはあったのですが、その頃はアメリカで講座を受ける以外に勉強する方法はなかったので、現実味がなくそのまま忘れていました。

 数年後、当時お付き合いしていた彼とすれ違いが多くなり、不安な毎日を送りながら誰かに聞いてもらいたい、助けてもらいたい!と思った時に頭に浮かんだのはやはり、ヒプノセラピーでした。ネットで検索したら何人かヒプノセラピストの方がヒットして、その中からピン!と来る人を選んで、初めて対面でのセッションを受けました。JRの駅から徒歩5分くらいのマンションの1室がセラピールームでそのセラピストさんの名前は覚えていませんが、クリーム色に水色の水玉のホームページだったのを覚えています。

 セラピーの当日はネガティブな感情のエネルギーで自分自身がパンパンの状態でそのサロンに到着して、自分の名前を名乗るだけでもう涙が溢れる、、、そんな状態でした。セッションはインテイク(最初にお話を聞く時間のこと)で1時間ぐらい、ヒプノセラピーは30分程度でした。

 インテイクで1時間泣きながらさんざん話したのですっかり疲れてしまい「今日はヒプノセラピーは止めてこれで帰られますか?」と質問されたのですが、、、ヘトヘトのはずの私は一瞬でどこかに隠れてしまい、数年来の「ヒプノ受けてみたい!」というもう一人の私がムクっと出てきて「いえ、受けたいです!」とお願いして、退行催眠をやってもらいました(笑)。

 と言ってもその日のヒプノはおまけみたいなもので、何かを解決するということよりも「エネルギーを整える」というか「ニュートラルな私自身を取り戻す」みたいなセッションでした。

 悩みがスッキリ解決した訳ではないけれど、帰り道は久しぶりにちゃんと夕日を見たり、風を感じたりしながら「あ~今、私呼吸してる・・・」とか「そうそう、私ってこういう人だった・・・」という感じで、確かに自分で歩いている、そんな感じでした。

 その後は何かある度に、解決半分、興味半分で違うセラピストさんを探しては、ヒプノセラピーを受けに行くようになり、その度に自分の中で少しずつ何かが変わる、そんな経験を重ねていました。同時に日本でもヒプノセラピストになる講座が開催されていることもわかっていました。

 ここまでが、2003年から2009年頃までの6年間くらいの話。その後、2010年にサラリーマンを卒業し、産業カウンセラーの養成講座に通い、試験を受けて2012年に資格を頂きました。ですが、私が一番最初に経験した、あの「身体の中にあるもやもや(フェルトセンス)がスーーーーっと消えていく感じ」と催眠から目覚めた時の爽快感を沢山の人に経験してもらいたい、という気持ちが消えず、ヒプノセラピーにたどり着いたのは2014年でした。大阪で長くヒプノセラピーをされていて、産業カウンセラーの大先輩でもあるLight Wind(黒田俊之氏)のところで勉強させていただき、ヒプノセラピストと名乗ることになりました。

 「あかり」という屋号は、「あかりについて」に記載しているとおり、深くしまい込んだ心の中にそっと「あかり」を照らして見てみませんか?何かないですか???それ、これからも抱えて生きていきますか?降ろしませんか?お手伝いしますよ。そんな思いを込めた言葉なのですが、師匠であるLight WindのLightを日本語にした、とも言っています(後付ですが)。黒田先生の弟子は屋号にLightのついているセラピストさんが多くLight兄弟と呼んだりもしていまして、「あかり」もその中のひとつなのです。(コレは、余談です…)

 ヒプノ(催眠)セラピー、前世療法などというと何か非現実的でスピリチュアルっぽくて、宇宙から光やハイヤーセルフが降りて来て癒される、、、そんなイメージがあるかもわかりません。
 そのイメージも間違ってはいないと思いますが、私は何も見えないですし、降ろしてくることもできず、不思議なエネルギーを送ることもできないと思っています。私をよく知る友人の中には、ヒプノセラピストの私に違和感がある人もいるのではないかな?と思っているのですが、私はヒプノセラピーを少しロジカルに捉えていて、「今ここ」と「これから」を生きるために、もう手放していいエネルギーを抱えた人がそのエネルギーにアプローチするために、今世の過去(幼少期)の記憶に戻るのか、前世と言われる今とは違う人生を旅してみるか、今の自分と一緒にいるインナーチャイルドに出会ってみるか、、、そんな風にとらえています。そのエネルギーに気付きそれをもう手放したい、そう思われた方を私が癒すのではなく、ご自身でご自身を癒すためのお手伝いをさせていただく、そんな風に思っています。

 催眠状態というのは、顕在意識が隠れ潜在意識が優位な状態です。潜在意識の状態は評価や良し悪しの概念もないため、本当の自分の本心と繋がることができるのです。潜在意識優位でリラックス状態になってみる経験は、普段の顕在意識の状態はどんなに頭の中が忙しかったのかに気づくことができますので、それだけで十分癒しの効果があります。

 

*因みに・・・

スピリチュアルなヒプノセラピーやヒプノセラピストさんを否定するものではありません。私もそういうヒプノも受けた事もありますし、降ろしてくる、宇宙エネルギーと繋がる、オーラが見える、というような価値観も私は認めていますし、大好きです。